
ピヴラッツ®の特徴
静脈内に持続投与する世界で初めてのエンドセリン(ET)受容体拮抗薬ピヴラッツ®の特徴をご紹介します。
発現状況
国内第Ⅱ相及び第Ⅲ相臨床試験での頻脈性不整脈関連の有害事象の発現割合は、本剤投与群で3.8%(11/288例)、プラセボ群で4.3%(11/257例)であり、プラセボ群の1例にトルサード ド ポアントが認められました。
頻脈性不整脈に関連する有害事象(日本人安全性解析対象集団)
健康成人35例を対象とした海外臨床試験において、本剤を高用量(20mg/時及び60mg/時を各3時間)静脈内持続投与し、QT間隔に及ぼす影響を検討した結果、QT間隔の延長が認められました。
対処法
心電図異常が認められた場合には、本剤の投与を中止するなど適切な処置を行ってください。